
きっと あなたと・・・
第114章 ー順番-瑠風・悠一 - ー
***悠一***
悠一『ただいま~・・?』
って、静かすぎだろ・・・
竜之介も柊兄も、詩織さんのことでまだへこんでんのかな?
ってか2人して何、湊に先越されてんだよ・・・ほんとにもう・・・
瑠風『悠兄‼おかえり♪』
パタパタ足音がすると、瑠風が嬉しそうに顔を出した。
悠一『あー・・うん、ごめん遅くなって』
瑠風『ううん、隼人兄がもうすぐ迎えに来るよ。悠兄出れるの?』
悠一『ん?俺はこのまま出れるけど・・2人は?』
瑠風『部屋にいるよ』
瑠風はいつもと変わらないな・・・
自分だって詩織さんのこと好きなくせに・・・
湊に妬いたりしないのかな?
