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きっと あなたと・・・

第117章 ー 距離 ー


悠一『詩織さん、ビール飲む?』


「え??あ・・・うん、ありがと・・」


柊さんのことを考えてると、悠一くんが缶ビールを渡してくれて、
隣で普通に自分も缶ビールを開けてた。


「悠一くん・・飲むの??」


悠一『ん??俺普通に飲めるし。今日は詩織さんと飲むよ』


私が缶ビールを開けると、勝手に1人で乾杯して、
悠一くんは美味しそうにビールを飲んでた。


悠一『あの・・さ・・・ちょっといい?』


「んー??・・・・わ・・悠一くん??」


急に真剣な顔に変わった悠一くんが私の手首を掴むと、
みんながいる場所とは反対側の隅の方に向かった。

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