
きっと あなたと・・・
第122章 ー見つからなくてもー
「・・・知らなかった??私と隼人・・血が繋がってないって」
湊『そうなの!?・・全然知らなかった』
簡単に話したけど、湊は”ふーん”って・・あんまり興味はなさそうだった。
湊『そうなんだ・・・そう言われたら・・なんとなく韓国っぽい気がする』
私の顔をじーっと見ると、納得したように1人で頷いてた。
「そんなに見ないでよ」
湊『なんで?』
「恥ずかしい・・・湊みたいに見られることに慣れてないの」
湊『ふふ・・・かわいい(笑)』
湊は私の頬をそっと撫でると、クスクス笑ってた。
