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きっと あなたと・・・

第123章 ー性質ー


「そうだった・・・帰るまでがデート・・だもんね^^
じゃあ、今日は家まで送ってね??」


湊『・・・うん♪』


嬉しそうにニコニコしてる湊。

そんな顔すると、女の子はみんな誤解するよ??


少し早くなった鼓動を落ち着かせようと、息を吐いて缶ビールを手に取ろうとした瞬間、


湊は繋いだままの私の手をコートのポケットに入れて、

ぎゅっと強く握った。


「・・・ん??」


湊『手・・冷たい(笑)』


クスッと笑うと、湊は何事もなかったようにビールを飲み干した。

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