
きっと あなたと・・・
第125章 ーお願い-柊- ー
湊『隼人さん。おかえり』
隼人『ん、ただいま。詩織?瑠風がお前の好きなもの買ってたよ』
「何??」
隼人『わがまま言ってデート邪魔したからって、行ってやったら?』
「・・うん^^」
詩織さんは湊に笑いかけると、コートのポケットから手を出して、
瑠風たちのところに向かった。
ほんと、恋人みたい・・あれって、手繋いでたんだよね??
詩織さんも嫌がらないってことは・・もしかして湊に惹かれてたりするのかな??
隼人『あー・・柊は飲まないんだったな。湊は?飲むか?』
湊『うん。ありがと・・隼人さんも飲んで?』
隼人さんが焼酎のグラスを差し出すと、
湊は隣に座って、2人で乾杯してた。
・・・飲めないわけじゃないけど、弱いし、そんなに好きじゃない。
だから、なんとなく仲間に入るタイミングを逃した。
