
きっと あなたと・・・
第126章 ー気がした-湊・詩織- ー
***詩織***
「瑠風??」
隼人に言われて席を立つと、
ビニール袋をごそごそしてる瑠風の隣に立ってそっと声をかけた。
「おかえり」
瑠風『ん??ただいま♪どうしたの??』
「ううん・・瑠風こそ・・何してるの??」
瑠風『んー??隼人兄がこれ食べたいって言ってたから♪』
お皿を手にニコッと笑って振り返ると、
1人でスタスタ歩いて行ってしまった瑠風。
・・・・隼人が言ってたのって、何だったんだろ??
ってか・・瑠風、今私のこと避けたような気がしたんだけど・・・
気のせいかな??
いつもなら"しおりんのために買ってきたよ"って、
褒めて♪って顔で笑ってくれそうなのに・・・
