
きっと あなたと・・・
第132章 ー久しぶりー
隼人が空いてる控室のソファーに運んでくれたみたいで、
すぐに気がついたけど、
薬を飲むと、すぐに眠くなってきて・・・すーっと眠りにおちた。
本番の30分前・・・
設定しておいた携帯のアラームが鳴って手を伸ばすと、
誰かの手が私の手を握った。
柊『大丈夫??』
そっと目を開けると、心配そうに見つめる柊さんがいた。
柊『・・・もう少し休んだら??』
「あ・・もう大丈夫・・ごめんね」
柊『んー・・無理しないで??』
「ん、ありがと」
ゆっくりと起き上がると、
柊さんはソファーの下にしゃがんだまま、
私の両手をぎゅっと握った。
