
きっと あなたと・・・
第134章 ー遠くなる-竜之介- ー
本番の15分前・・・
みんなしおりんが心配なのか、なんだか元気がなくて大人しくしてると、
勢いよくドアが開いて、
柊ちゃんがしおりんの手を引いて入ってきた。
瑠風『あ・・』
悠一『お・・』
控室にいた僕たちは、突然戻ってきたしおりんにびっくりしてたけど、
柊ちゃんはなんとなく機嫌が悪そうだった。
湊『詩織さん、大丈夫??』
「ごめんね、迷惑かけて・・・もう大丈夫だよ^^」
悠一『詩織さん、座ったら?今日は大人しく見てて?何もしなくていいから・・
俺たちちゃんとできるし』
「ん・・ありがと^^隼人はステージチェック??」
しおりんはまだ少し顔色が悪かったけど、表情はいつも通りで・・・
みんなと楽しそうに話すのを眺めてると、
僕の隣に座ってるマネージャーのところに柊ちゃんが歩いてきた。
