
きっと あなたと・・・
第144章 ー情けなくて-柊- ー
悠一が缶ビールを開けると、
湊と瑠風もそれに付き合って、
竜之介も少し飲みすぎたって言いながらも付き合ってた。
瑠風『柊兄飲む??』
柊『あぁ・・うん、少し』
お酒は弱いけど、こんな日は飲んでもいいような気がした。
悠一『わ・・やっぱり詩織のマカロン美味しい‼』
竜之介『だから、なんで呼び捨てなの??』
悠一『年上っぽくないし。呼んでいいって言ってたから(笑)』
瑠風『悠兄、好きな子をからかう中学生みたい(笑)』
湊『あ~・・分かる(笑)』
悠一『はぁ!?そんなんじゃねーし』
瑠風『分かってるよ。しおりんを一番好きなのは竜ちゃんだよね~♪』
不機嫌そうに答える悠一をよそに、
瑠風は竜之介に抱きついた。
