
きっと あなたと・・・
第144章 ー情けなくて-柊- ー
竜之介『わぁ‼瑠風~・・こぼれたし・・みなたん、ティッシュ~』
瑠風の勢いが強かったのか、缶からビールがこぼれると、
湊が笑いながら拭いてあげてて、
湊『竜之介・・詩織さんの匂いがする』
瑠風『香水でしょ??帰って来た時から匂いしてたよ』
竜之介『え!?』
悠一『あ~・・確かに、詩織の香水』
悠一が首のあたりに鼻を寄せると、
竜之介は照れたように押し返してた。
竜之介『しおりんが酔って抱きついてたから』
・・・・竜之介には抱きつくんだ。
瑠風『しおりんは酔うと甘えるもんね~♪』
・・・僕には甘えてくれたこともないな。
