
きっと あなたと・・・
第145章 ー会えたのに-瑠風- ー
「あ‼瑠風だ^^」
子どもみたいな嫉妬をしながら立ちつくしてた僕に気付くと、
詩織さんが駆け寄ってきてくれた。
瑠風『しおりん・・・こんにちは♪お疲れさまです』
詩織さんと腕を組んだままの先輩にも挨拶をすると、
「ほら、離れて^^すぐ戻るから早く着替えてね??」
詩織さんがそう言うと、先輩は僕に笑顔で挨拶をしてくれて、
そのまま1人で戻って行った。
瑠風『相変わらず、みんなと仲良しだね♪』
「あの子たちは前にも一緒だったから、付き合い長くて^^」
瑠風『そうなんだ。僕も、またしおりんと一緒に仕事したいな~』
「うん・・・最近どう??痩せたでしょ??」
瑠風『少しね』
「テレビで見て心配だったけど・・・ご飯食べてるの??夜は眠れてる??」
僕の頬を両手で撫でると、心配そうに見つめて・・・飼い主みたい^^
