
きっと あなたと・・・
第148章 ー僕にだけ-竜之介- ー
「着替えた??」
竜之介『うん』
「だいぶ良さそうね^^熱も計ろうか」
体温計を渡すと、しおりんは新しいタオルを僕の首に巻いてくれて、
おでこに手をあてると難しい顔をしてた。
竜之介『しおりん・・ごめんね??瑠風が連絡したんでしょ??』
「うん、遅くなっちゃった・・・ごめんね??」
謝ることじゃないのに、そんな悲しい顔しないでよ・・・
竜之介『ううん・・会えてうれしい♪熱出てよかった』
しおりんの服の袖を掴んで甘えると、嬉しそうに笑ってくれた。
「何言ってんの^^明日も忙しいんだから、ご飯食べて薬飲んで寝なさい」
竜之介『・・はぁーい』
ベッドに座ったまましおりんが作ってくれたお粥を食べ始めると、
しおりんはみんなのご飯を作ってる途中だからって、部屋を出て行った。
・・・・1人になると、急に寂しくなる。
具合が悪いからか・・甘えたくてしょうがない。
僕にだけ構ってほしくて・・・わがまま言いたくなる。
