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きっと あなたと・・・

第12章 ー不思議-竜之介- ー


ビルの出口まではあっという間で、今日はここでお別れ・・・



「送ってくれてありがとう^^」


『うん・・・あ、差し入れありがと♪雨ひどいから、気をつけてね??』


「うん♪あ、差し入れの中にお茶も入れてるんだけど、よかったら瑠風くんに・・・
風邪みたいだったし、喉にいいから^^」


『あ・・・うん、分かった・・・ほんとにありがと~♪』


「ん♪じゃあ・・またね^^」



帰って行く後ろ姿を見つめてると・・・

小さい頃、いつも先に日本に帰るしおりんをこうやって見送った記憶がふと蘇って、少し寂しくなった。

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