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ウチの貞子さん

第1章 出会い

4月某日…

僕は、この今住んでいるワンルームのアパートの部屋で荷解きをしていた。

流星「ふぅ…。やっと荷解きが終わったぁー!
でも……」

僕は白のTシャツに青のジーパンというラフに動きやすい普通の格好にタオルを首に巻いている。
それで額から流れる汗を拭い、部屋を見渡す。

部屋にはベッド、机、食器、衣服、靴など生活に必要な物が置かれており、開封途中のダンボールの中には大学で使う教材や本や好きな映画のDVD等沢山詰め込まれている。

ある物以外は全て生活に必要なものが揃っていた。

そうある物以外は…。


それは…

流星「でも……電化製品類が無いなぁ…。
えーっと…冷蔵庫、洗濯機、テレビ、電子レンジ、トースター、掃除機…。
やっぱり暮らすうえで必要だよなぁ…」

そう、部屋には家電が一切ないのだ。

それもそのはず、今まで実家で全て揃っており、暮らしていた実家からそれらの家電を全てパクって1人暮らしをすれば両親に迷惑がかかる。
だからと言って家電なしの生活は色々と大変なのは目に見えており、コインランドリーに行って服を乾かしたりするのを毎日する生活などにしてしまえばお金がいくらあっても足りないのは明らかだ。


僕は寝転がって家電を安く手に入れようとスマホを使って検索していた。


すると…

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