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委員長はエッチでした

第2章 責任




えっ
うそでしょ〜?
だって
あの
黒崎だよ?

あの
いかにも
僕童貞ですって
言ってるような

何もできなさそうな
あのっ
黒崎が……?




酔っ払った
勢いで
やっちゃいました
みたいな
べたな感じで……。



そんな……っ
あたし……



結城さん以外の人と……っ



「い〜や〜っ!」



家に帰る途中の道端で
頭を抱えて
叫んでしまう。



今度から
どんな顔をして

黒崎に
会ったらいいの?



委員長だよ?
クラスメイトだよ?



思わず
座り込んでしまった。



途切れ途切れの記憶の中

黒崎の掠れた声や
裸の体

意外に逞しい体つきが
やけに
鮮明に残って……



あたしに触れた感触や
あの激しいキスを
思い出して

一人
自己嫌悪に
陥った……。

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