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委員長はエッチでした

第10章 上書き





黒崎 亮side



近くのコンビニに
ただ飲み物を
買いに行く
だけだったのに



芽以ちゃんは
俺に勉強を
教えて貰いたかったみたいで
啓介くんは
単純に暇だったから

翔矢くんは
いつものように
俺の家で
入り浸りだし



まさかみんなが
ぞろぞろ
ついて来るとは
思わなくて
戸惑う。



だけど
嬉しかったんだ。



部屋に翔矢くんと
彩香さんを
二人だけにするのは
まずかったかなと
正直
後で思ったんだけど。



すぐに帰るだけだし……
翔矢くんは
彩香さんの事
好きって言ってたけど

大丈夫かなと
思ってたんだ。



俺はやっぱり
馬鹿なのかな



一人きりの
自分の部屋に
みんなが集まって
それが
嬉しくて……




良く考えたら
啓介くんも
翔矢くんも
彩香さんが
好きだから
家に来ただけで……



俺なんか……
オマケみたいなモノ。





公園のベンチに
一人で座る
彩香さんを見て



ああ俺は
なんて馬鹿なんだと
思って




一人にしちゃダメなのに
俺が傍で
守らなくちゃいけないのに
また
泣かせてしまった。




彩香さんは
どうして
俺なんかがいいの?




啓介くんのほうが
翔矢くんのほうが
いつも
いつも
思ってて
不安で堪らないのに




何も言えないんだ。




何があったの?
翔矢くんと



何があったの?
啓介くんと




頭の中がぐるぐる回って
口を開くと
変な事を言ってしまう。




また
泣かせてしまった。



どうしたらいい?




泣きながら
制服を脱いで
彩香さんの
白い胸が
顕になる。



スカートを持ち上げる
彩香さんを見て
堪らなく
欲情してしまう。




誰もいない
夜の公園
頼りない
外灯の明かり
うっすらとした
星空の下

ただ
月が照らす光が
彩香さんの
姿を彩り



この上なく
綺麗だった。




俺はふらりと
彩香さんに近付いて
捲り上げている
スカートの下
白い太もも
ピンクのレースの
パンティーを

そっと引き下ろした。




とろりと滴る愛液を
目の当たりにして
カァっと頭に血が昇る。




「どうして、こんなに濡れて……っ?」

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