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委員長はエッチでした

第6章 天使の笑顔





夢を見た。



『彩香……可愛いね、
愛してるよ……』



結城さんの夢。



結城さんの
指の感触
繋がり合う
熱い体。



嫌だと
何度も言うのに
無理矢理
脱がされて

……濡らされて
乱される。



触らないで
やめて

最初は痛くて
恐くて
抵抗してたのに


だんだん
諦めて
いつの間にか
快楽に
身を任せるように
なっていた。



こんなの
駄目なのに
どうしようもなく
体は感じて

いつの間にか
自分からも
腰を振るように
なっていた。



『やらしい体、彩香は嫌だと言っても、
いつも、貪欲に俺のを締め付ける、
もっともっとと、腰を振っているのは、
いつも彩香のほうだろ?』



違うっ
あたしはそんなんじゃないっ

結城さんに
触れられるのは

嫌な筈なのに

こんなの
駄目って分かっているのに。



どうしようもなく
気持ちいいのは
正直
否定できなくて



体は結城さんに
乱されて
蜜を溢れさせていた。



『彩香、いい子だね。
お前となら、何回でもしたくなる、止まらなくなる……
こうなるのは、お前の体が悪いんだよ?』



お前のせい
お前の体が
俺を誘うんだ。



お前が俺を
狂わせたんだよ。



大事にしたかったんだ
本当の親子に
なりたかったんだ。



それなのに
どうして
そんな顔で
俺を見るんだ?



俺はただ
お前と家族になりたかった
だけなのに

どうして
とめられないんだ



ああ
彩香……
一緒になろう?


ずっと
二人だけで
暮らして行こう



そうすれば
ずっと
繋がっていられる。



だから
もっと乱れて
俺を欲しがればいい。



俺から
離れられない
淫乱な体に
してあげるよ。



俺なしでは
生きられない程に
体に
教え込んであげるから。




ベッドの上で
激しく絡め合いながら
言われた
言葉。



あたしが
いけなかったの?



何がいけなかったの?






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