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PH山田の伝説

第7章 終焉と幕開け

「そろそろカズくん送って行こうか? もう夜遅いし」

「お願いしても大丈夫ですか?」

そんなこんなで荷物を葉子ママの車に積み込み家まで送って貰った

後部座席が荷物で一杯だった為に助手席に座った

とても懐かしい気持ちになってしまい寂しさを強く感じ涙を堪えるのがやっとだった

葉子ママは本当は自分も辛い筈なのに俺を気遣って色々話してくれた

しかし俺はそんな話は聞こえていたが全く頭に入って居ない

それどころかちゃんと返事をしていたかも覚えて居ない

更には暫くして家に着いたが俺は自宅への道を説明ていた事についてやっと気が付いた

無意識にしていた事なのだろうがかなりの怖さを感じた

「ありがとうございました」

これ以上の声をかける余裕もなく荷物を下ろして頭を下げた

葉子ママも多くは語らずただ軽く頭を下げて帰って行った

家に着きはしたももの荷物を全て部屋に入れなければ行けない

それはかなりの重労働で俺の部屋は二階だが葉子のマンションと違いエレベーターもなければ人手すらなく一人でやらなければならない

勿論家族に手伝って貰う選択もあったかもしれないがこの時は気が動転していたか一人で荷物を全て二階に上げた

かなりの時間を要してしまったが部屋に荷物を上げる事が出来た

ここから俺の今でも続く悪い癖が連続して出てくる
前にカフェイン中毒と書いたが荷物を片付け終わるとどこにもやり場の無い悔しさと寂しさから爆食を始めた

更には買い置きしていたペットボトルのコーラをガバカバと飲みながら実家の冷蔵庫の中身を食べ尽くす勢いで食べ始めた

しかし当然だがテレビで有名な大食い人たちほど食べれる訳では無い

ある程度 と言っても人より遥かに食べて居るが食べてはトイレで吐くを繰り返して落ち着く迄続ける

今では余程病んだりしなければこんなになることはまず無いがこの当時は決して珍しい事では無かった

すでに家族も寝始める時間ですでに居間には誰も居なかった

正しく何をどのくらい食べたか覚えて居ないがかなりの量を食べては吐いた事は間違いない

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