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PH山田の伝説

第3章 お泊まり

家に着くと葉子は余裕そうに荷物を片付け始めた

しかし俺が油断した瞬間に葉子に抱き締められた

俺は一瞬意識が飛んでいた
人を惚れさせるとはこう言うことかと言うのをこの時学んだ

この日1日をここまで振り返っていかに普段の生活が生ぬるいかを感じていた いやこの日1日が濃すぎたのかも知れない

たった1日で何が分かったかと言われれば大したことは分かっていないかも知れないが葉子は俺の表情の変化や態度の変化を見落とさない

それどころか俺の変化を誘発してあたかも自分がそこに偶然現れたかの様に演じていた

これは後々より濃く見えて行ったがこれが世界住人 言わばペットハンターとしての基本である事を知ったのはこの日からそう遠く無かった事は間違いない

これらはあくまで基本中の基本だがとても大切な技術である

さて俺の内心の話はこれくらいにして話を戻すと抱き締められたままいつの間にかキスされていた

「私の物って証拠だよ とりあえずお風呂入って来なよ 私はたこ焼き作って待ってるから」と言われ俺はお風呂へと向かった

お風呂に入りながら俺はこの後の事を考えていた

明日は月曜日で学校だからさすがに今日は帰らないとマズイのだが葉子といると帰る気には慣れなかった
それどころか俺はこの時まだ童貞だったが葉子でそれを捨てる事さえ考えていた
葉子が作っているたこ焼きも楽しみだったがそんな事より葉子とどうやって関係を持つかで頭が一杯になり始めていた

そして葉子の仕事が何なのか

前日と同じ様に冷水のシャワーで冷静になりお風呂を上がった

お風呂を上がってリビングへ戻ると葉子がたこ焼きを焼き始めていた

「今日はどうするの? 明日は学校だよね」

「朝学校行ければここに残っても大丈夫だよ」

「じゃあこれからは家から学校通いなよ」と言ってくれた

「どうせ部屋余ってるし家に帰らなくても平気ならここにいればいいよ」

葉子はそう言いつつ器用にたこ焼きをひっくり返している

そんな話をしていたら葉子が冷蔵庫からビールを取り出して来た

昨日も葉子が酔ってから状況が一変している

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