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PH山田の伝説

第5章 感覚を掴むまで

俺はお風呂に入りながらこの能力の恐ろしさと凄さを噛み締めていた

間近であれほどの事が起こっていたと言う紛れもない事実

この時俺もこの先この能力に溺れて行くとは思いもしてなかった

ただただ葉子とみくが築いて来た物の大きさを知らされるだけだった

俺はこれからも葉子を支えて行けるのか不安になったのを今でも覚えている

もちろんこの時すでに支えられていたかも疑問だが
冷静になって考えて見れば支えられていたのは俺の方だったかもしれない

俺は自分の力がどれ程の物か試して見たくなった

普通なら悲しい出来事の筈なのに俺にはゾクゾクした戦いの様に思えた

果たして葉子から力をコピーし始めてまだ数日どれ程通用するか分からない

普通なら勝てる筈無いのだが今なら勝てると思った

この力はその時の心理状態精神力に大きく左右されてしまう事に気が付いていた
その日の体調によって左右されるから葉子を反応させたり自分が反応してしまったりする

だからこそ今でも女を落とす時は細心の注意を払っている

お風呂を上がり一息つくと何故だか葉子に勝てる未来がふと浮かんで消えた

俺は早すぎるかもしれないが決戦は明日と決め眠りについた

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