いとしいとしというこころ
第3章 偶然の出会い
やっばーい。
嬉しいー。
俺の携帯に入った相葉さんの連絡先。
その日は楽しく過ごして解散となった。
次の日、早速、相葉さんにメール。
『次いつ会える?』
『明日バイト無いよ?
うちくる?』
や、やったぁ。
早くも会える算段に舞い上がる。
相葉さんちに行くのは大丈夫かな。
大丈夫だよ、ね?
念のため翔にいに言っておけば。
相葉さんと駅で待ち合わせした。
明日が楽しみでワクワクして落ち着かない。
受験勉強で遊んでなかったのもあるし。
仲良くしてるクラスメイトはいたけど放課後や休みの日にまで遊ぶような仲ではなかった。
年上の人なのに俺の中では仲良くなりたい友達のポジションの相葉さん。