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いとしいとしというこころ

第3章 偶然の出会い



翔にいに明日、相葉さんと遊ぶって話した。

相葉さんは信頼されてるのか翔にいの全く心配しない様子に俺も自分の中で相葉さんへ安心して接していいんだって嬉しくなる。

「和、遅くならないようにな。
もし遅くなりそうな時は、」

「連絡する。」

翔にいの言葉に被せて言うと俺の頭をポンとした。





翌日。

駅前で相葉さんと会ってコンビニでお菓子やジュースを買ってお家に着いた。

「お邪魔しまーす。」

「あ、誰もいないから。
俺んち共働きなの。」

「そうなんだ。」

「和くんさえよかったら、いつでも遊びにおいで?」

「…え、いいの?」

「いいよ!」

嬉しくて顔が緩む。

相葉さんが俺の顔を下から覗き込むようにして、

「和くん。

可愛い。」

って言う。

恥ずかしくなって、

「可愛いって…なに!」

相葉さんの胸を押したら俺の手をキャッチしてそのまま部屋に連れて行かれた。

「可愛いもんは、可愛い!」

そんなことを言いながら。

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