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雅にいの部屋に着いてすぐに向き合い雅にいの手を握った。

「和…和くん？」

雅にい…

深呼吸をしてひとこと口にする。


「雅にい。

俺、雅にいのことが好き。」


「……」


「なんで黙ってるの？」


「…和くん。」


「ね、雅にい？
雅にいも俺のこと…


好き…でしょう…？」


すごく大胆というか、自意識過剰な言葉。


でも…

わかるもん。


雅にいももう認めてよ。

握ったままの手をそっと撫でてくれたから期待してしまう。

なのに。

それなのに言葉は、


「和くん…

ダメだよ、やっぱり。」


な…なんで…

なんでそんなこと言うの？


胸が…心臓が痛い。


手を…

繋いでいた手を…



相葉さんの手を自分から離した。