幸せだった日々
第7章 踏み出した一歩…
その日の夜は、ゆうくんの友達とファミレスで待ち合わせをして夕ごはんを一緒に食べることになっていた。
みんなで和気あいあいと話してると、ゆうくんの友達の彼女『弥那(みな)』さんが、
『しほちゃんとゆうとは、みんなと解散した後、どこかに行く予定はあるの?』
「特に決めてないよ」
ゆうくんがそう答えると…
『そうなんだ〜。じゃあ…夜のネオン街に消えちゃえば?(笑)』
怪しげにニヤッと笑いながら弥那さんが言った。
「なっ…なに言ってるんだよっ…!!!」
ゆうくん、かなり焦った様子…。。。
なんでそんなに焦ってるんだろう…
“ネオン街”の意味がわからない私は、ゆうくんの反応が不思議でしかたなかった。
弥那さんたちと別れ、車に乗った。
これからどこに行くのかな?って思っていたら…
「今日家に帰るの、遅くなってもいい?」
『大丈夫だけど…どうして???』
「さっき、弥那さんが言ってたこと覚えてる?」
『夜のネオン街…とか言ってたよね?』
「そのネオン街に行きたいんだ…」
『私ね…ネオン街の意味がわからないの…。どういうところなの?』
「…ラブホテルだよ…」
…ラブ…ホテル…???
さすがにラブホテルのことは知ってる…
弥那さんが言ってたのは、そういうことだったんだ…
だから、ゆうくんは慌てたんだねー…
『そっか…。ラブホテルのことだったんだぁ…』
「うん…。ラブホテルってわかる?」
『…わかるよぉ…』
“ラブホテル”の言葉を出され、一気に車内は気まずくなった…
つまり…
ゆうくんは…
今から私とラブホテルに行きたいってこと…
はじめてだらけの私でも、その意味はちゃんとわかってる…
だから、余計に気まずい…
「今日は、付き合って2ヶ月の記念日だし、しほに触れたいんだ…」
いつかはこういう日が来るとは思ってた…
私もゆうくんと身体と身体を合わせて触れ合いたい…
でも…
なにもかもはじめてだから…
すっごく怖い…
不安しかないよ…
黙りこんだ私を心配して、
「しほがこういうことはじめてなのは知ってるから、無理強いはしない…。ただ…俺がしほに対してそういう気持ちを持ってることはわかってほしかったんだ…」
みんなで和気あいあいと話してると、ゆうくんの友達の彼女『弥那(みな)』さんが、
『しほちゃんとゆうとは、みんなと解散した後、どこかに行く予定はあるの?』
「特に決めてないよ」
ゆうくんがそう答えると…
『そうなんだ〜。じゃあ…夜のネオン街に消えちゃえば?(笑)』
怪しげにニヤッと笑いながら弥那さんが言った。
「なっ…なに言ってるんだよっ…!!!」
ゆうくん、かなり焦った様子…。。。
なんでそんなに焦ってるんだろう…
“ネオン街”の意味がわからない私は、ゆうくんの反応が不思議でしかたなかった。
弥那さんたちと別れ、車に乗った。
これからどこに行くのかな?って思っていたら…
「今日家に帰るの、遅くなってもいい?」
『大丈夫だけど…どうして???』
「さっき、弥那さんが言ってたこと覚えてる?」
『夜のネオン街…とか言ってたよね?』
「そのネオン街に行きたいんだ…」
『私ね…ネオン街の意味がわからないの…。どういうところなの?』
「…ラブホテルだよ…」
…ラブ…ホテル…???
さすがにラブホテルのことは知ってる…
弥那さんが言ってたのは、そういうことだったんだ…
だから、ゆうくんは慌てたんだねー…
『そっか…。ラブホテルのことだったんだぁ…』
「うん…。ラブホテルってわかる?」
『…わかるよぉ…』
“ラブホテル”の言葉を出され、一気に車内は気まずくなった…
つまり…
ゆうくんは…
今から私とラブホテルに行きたいってこと…
はじめてだらけの私でも、その意味はちゃんとわかってる…
だから、余計に気まずい…
「今日は、付き合って2ヶ月の記念日だし、しほに触れたいんだ…」
いつかはこういう日が来るとは思ってた…
私もゆうくんと身体と身体を合わせて触れ合いたい…
でも…
なにもかもはじめてだから…
すっごく怖い…
不安しかないよ…
黙りこんだ私を心配して、
「しほがこういうことはじめてなのは知ってるから、無理強いはしない…。ただ…俺がしほに対してそういう気持ちを持ってることはわかってほしかったんだ…」