幸せだった日々
第10章 新たな道
涙を流した送別会から1週間、いよいよ新しい職場への初出勤の日…。
全然知らない人たちとの初対面は、すっごく緊張する…。出勤途中の車の中で、私の心臓は飛び出しそうなくらいドキドキしてた。
小学校に着き、職員室のドアを静かに開けた。
『おはようございます。今日から給食調理員として働かせていただきます、菜桜紫穂(なおうしほ)と言います。よろしくお願いします。』
緊張したけど、なんとか噛まずに言えた…。
ホッとしていると…
「おはようございます。あなたが今年度から新しく仲間入りする菜桜さんねー。私は事務員の原(はら)と言います。これからよろしくね。」
原さんはとても気さくな方で、初対面の私にも明るく話しかけてくれた。
原さんに着いていき、給食室に入っていった。
「今年度から新しく仲間入りする、菜桜紫穂さんを連れてきました。」
目の前には3人の給食調理員さんのおばさんたちが立っていた。
「わぁ…小さい子だねー。それに…すっごく若いよね…?」
あまりの背の小ささにかなりびっくりした様子…。
でも、この反応は予想してた(笑)
『はじめまして。今日から働かせていただきます、菜桜紫穂と言います。よろしくお願いします。年齢は24歳です。』
「あれ?24歳なの?見た目が若いから、まだ20歳になったばかりかと思ってたよー」
3人のおばさんたちも、事務員の原さんのように気さくに話しかけてくれてとっても嬉しかった。
これからどんなふうに役割分担をして給食を作っていくか、だいたいの説明を受けて、初出勤の日の仕事は終わった。
次の日から給食作りが始まった。私は今まで保育園給食しか使ったことがなかったから、学校給食の調理過程に慣れるまでとても大変だった。
給食の提供数も保育園の約4倍だったから、鍋や、かき混ぜるしゃもじなど何もかもが大きくて、やっていけるのか心配になってしまった…。
カレーやシチュー、ミートソースの具などをつくる鍋は、私が入れるほど大きかったから、初めて見た時、本当にびっくりした…。
全然知らない人たちとの初対面は、すっごく緊張する…。出勤途中の車の中で、私の心臓は飛び出しそうなくらいドキドキしてた。
小学校に着き、職員室のドアを静かに開けた。
『おはようございます。今日から給食調理員として働かせていただきます、菜桜紫穂(なおうしほ)と言います。よろしくお願いします。』
緊張したけど、なんとか噛まずに言えた…。
ホッとしていると…
「おはようございます。あなたが今年度から新しく仲間入りする菜桜さんねー。私は事務員の原(はら)と言います。これからよろしくね。」
原さんはとても気さくな方で、初対面の私にも明るく話しかけてくれた。
原さんに着いていき、給食室に入っていった。
「今年度から新しく仲間入りする、菜桜紫穂さんを連れてきました。」
目の前には3人の給食調理員さんのおばさんたちが立っていた。
「わぁ…小さい子だねー。それに…すっごく若いよね…?」
あまりの背の小ささにかなりびっくりした様子…。
でも、この反応は予想してた(笑)
『はじめまして。今日から働かせていただきます、菜桜紫穂と言います。よろしくお願いします。年齢は24歳です。』
「あれ?24歳なの?見た目が若いから、まだ20歳になったばかりかと思ってたよー」
3人のおばさんたちも、事務員の原さんのように気さくに話しかけてくれてとっても嬉しかった。
これからどんなふうに役割分担をして給食を作っていくか、だいたいの説明を受けて、初出勤の日の仕事は終わった。
次の日から給食作りが始まった。私は今まで保育園給食しか使ったことがなかったから、学校給食の調理過程に慣れるまでとても大変だった。
給食の提供数も保育園の約4倍だったから、鍋や、かき混ぜるしゃもじなど何もかもが大きくて、やっていけるのか心配になってしまった…。
カレーやシチュー、ミートソースの具などをつくる鍋は、私が入れるほど大きかったから、初めて見た時、本当にびっくりした…。