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ありがとう

第1章 ありがとう

 放課後、優真は私の家の前まで着いて来た。

「ちょっと待っててね」

「おう!」

 私は家に入る。

「クロ、お客さんだよ」

 私はクロを抱きあげる。

「ニャー」

 そして優真の待つ玄関前へ。

「この子。クロだよ」

「可愛いな」

「ニャー」

 クロは、優真になついたようだ。優真はクロを撫でる。二人で話す。優真は楽しい話をたくさん聞いてくれた。

「今日は、ありがとう」

「おう! こちらこそな」

 それから優真は、ちょくちょく私とクロと遊んだ。公園に行ったりもした。

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