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その瞳は誰を見てるの?

第15章 その瞳は誰を見てるの? 15



んっ!?潤っ!?

お前…それは…無茶すぎないか?


あ………う…そ………っ



壁に張りついたままの俺。

潤は右足を高く上げて壁につく。

大胆な体勢で俺に向かい合う。

少しつま先立ちになり、オレを握り後ろに誘導する。

自然と俺は少し低い体勢になり、潤のソコを目指そうとしたが、お前の中…触れてやっていない。


「潤…このままじゃ…キツいだろ…?」

「余計な心配しないで。翔さんは、僕と繋がるコトだけ考えて。」


そう言うと、遠慮なしに腰を下げてヌルヌルとオレを迎え入れてくれる。

何もしてやれなかったのに、妙にスムースに入った。


俺は上げ広げている潤の右足を、膝下から抱え上げた。

あとは本能に任せることに。


俺は斜め下から突き上げる。

潤は下半身を密着させて上下に揺らす。

当然繋がりが深く、快感も強くなっていく。


楽屋でのセックス。

コンドームを使って。


潤、コレは俺への当てつけなのか?

それとも、独占欲なのか?

そんなことを考えながら、お前を突き上げる。

妖艶な潤の表情から、視線を外さずに中を擦り貫く。


「はぉぁっ……んっ…しょ…さんっ……愛して……僕を…イカせて……あぁんんっっ……」

「んぁっ……潤…イカセテヤル……お前が好きだ……愛して…るっ……」


立ったまま深く深く繋がって、ふたり同時に愛情と欲望と愛憎…を放った。


肩に凭れていた顔を上げ、潤が囁く。


「ありがとう……翔さん……」


そしてふたりとも、壁際にズルズルと崩れ落ちた。



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