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余計なことって松潤は言ったけど、やっぱりショックだったんだろうな。

しょおくんに抱いてもらったコト。

ごめんね、松潤。

でも、おまえから奪うつもりはないから。

奪いたくても奪えねぇもん。




大野さん、傷付けたかな。

言わなくていいこと、言っちゃった。

僕は歯止めが効かなくなることがある。

翔さんに対しての気持ちもそうだ。

同じ想いなんだよね、大野さんも。

本当にごめん。



コンコンコン！

「失礼します。松本さん、次入って頂くのでスタンバイお願いします。あ、そんなに急ぎではないんで…」

「あ、はい。わかりました。ありがとう。」

現場に戻る前に、きちんと話終わらせなくちゃ。


「大野さん？あなたは翔さんのコト、愛してるんだよね？」

「うん…どうしようもないくらい愛してる。

　松潤？おまえはしょおくんのコト、愛してるんだろ？」

「はい…おかしくなりそうなほど、愛してます。」

「じゃ、決まりだな？」

「ん、決まり。」


ふたりはがっちり手を握り合った。