童話短編集
第2章 おほしさまにねがいごと
「おほしさま、おほしさま、みみなちゃんとなかよしになれますよーに。本当になかよしになりたいんです。えっぐ……うえーん」
「ほんまにしつこいやっちゃなぁー」
「だって、みみなちゃんとなかよしになりたいんだもん! って……おほしさま?」
まどぎわには、おほしさまがちょこんとすわっています。なんとお空から降ってきたのです!
「せや、わいはおほしさまやで。それより、そんなんはなしかけたらええやん。あーあ、そないにかお真っ赤にして」
「おねがい、おほしさま」
うさこはおほしさまに手をあわせます。
「はいはい。わいもいそがしいんやで。ほんま。ちょいまっとり」
おほしさまはそう言うと、ほしがたのステッキを取り出しました。
キラキラキラリン。おほしさまがステッキを回すと小さなほしのひかりが出ます。するとうさこのつけていたピンクのゴムにおほしさまのかざりがつきました。
「ほら、かがみを見てごらん」
「うわーあ! カワイイ!」
うさこは飛びはねます。
「ほんまにしつこいやっちゃなぁー」
「だって、みみなちゃんとなかよしになりたいんだもん! って……おほしさま?」
まどぎわには、おほしさまがちょこんとすわっています。なんとお空から降ってきたのです!
「せや、わいはおほしさまやで。それより、そんなんはなしかけたらええやん。あーあ、そないにかお真っ赤にして」
「おねがい、おほしさま」
うさこはおほしさまに手をあわせます。
「はいはい。わいもいそがしいんやで。ほんま。ちょいまっとり」
おほしさまはそう言うと、ほしがたのステッキを取り出しました。
キラキラキラリン。おほしさまがステッキを回すと小さなほしのひかりが出ます。するとうさこのつけていたピンクのゴムにおほしさまのかざりがつきました。
「ほら、かがみを見てごらん」
「うわーあ! カワイイ!」
うさこは飛びはねます。