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俺のこと犯してもいいよ?

第3章 だから嫌だったんだ

『…いえ…いつも私は見て見ぬ振りばかりで、本当に……本当に申し訳ございませんっ』


しっかり90度のお辞儀をされてはどう反応していいのか分からない。


「菅原には家族いるんだからさ、仕方ないでしょ。それに、今助けてくれたじゃん?それだけでも嬉しかったよ」


菅原の肩を持ちながら、そう言うと、少し涙を浮かべていた。


「あ、そだ。服取りに来たんだよね」


『そうでございましたか』


「ん。場所、変わってないよね?」


『…はい』

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