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俺のこと犯してもいいよ?

第3章 だから嫌だったんだ

俺は親から必要最低限の服が与えられた。


確か白いTシャツに黒のハーフパンツ。パンツも一つ。洗濯機は使わせてもらえないから近所の公園でパンツを洗っていた。


…今思うと懐かしいなぁ。


『水希様。こちらで以上でございますか?』


俺の服を探してくれていたらしい菅原にお礼を言うと、俺は直ぐに玄関へ向かった。


…セーフ。まだ母さん電話してる…


俺は外へ出て無駄に大きい家を見てから今の家へと足を進めた。

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