テキストサイズ

俺のこと犯してもいいよ?

第1章 出会い

たかが裸に6万って。


と考える思考も停止し、頭の中には『逃げなきゃ』という言葉しかなかった。


「いやっ…だって…ばっ!!ほんと、やっ…!やめって…!」


と、その時、ばん!っと扉が開くと、そこには一人の男が立っていた。


『な、なんだお前はっ!』


何食わぬ顔でその男はカシャっと写真を撮り、俺たちに近寄ってきた。


「刑法176条強制わいせつ罪」


そう言うと、男はスマホを操作し、こちらへ向けてきた。


《お、お金なら倍にするから。4万でどう?ご、5万?6万はっ!》
《いやっ…だって…ばっ!!ほんと、・・・》

ストーリーメニュー

TOPTOPへ