欲望ベイベー
第2章 そばにいたい。
分かるだろ?
ジッと見つめると、俺を見る目が仄かに鋭くなった。
N「時間無いんだからさ・・・」
もっと甘いの頂戴、そう言葉にする前に口を塞がれた。
N「んっ・・・」
A「にの・・・」
頬に置いた手を首にまわす。
このままこの楽屋に閉じ込められてしまいたい。
A「今日にのん家行くよ。」
N「ホント?」
パッと顔を上げれば、優しく微笑んでくれる。
A「起きて待っててくれる?」
N「っ・・・、」
耳から首筋を唇でなぞられてゾクゾクとした。
そのまま首筋に顔を埋めて、腰を抱き寄せられる。
A「もう1週間もシてない・・・」
エッチの時のような色っぽい声になった相葉さんに、ドキドキと胸が高鳴る。
N「・・・あんまり遅いと寝ちゃうからな。」
だから早く帰ってきて。
A「くふふ、走って帰るよ♡」
息を切らせて汗だくで帰ってくる相葉さんは簡単に想像できる。笑
その後に、雄の顔になって俺をベッドに押し倒すカッコ良い相葉さんも・・・
N「ね、もっとギュッてして?」
またこうやって抱き合えるのは夜中なんでしょ。
俺燃費悪いんだから、ちょっとでも多く相葉さんを充電させてよ。
A「今日は頑張って早く帰るから。
良い子で待ってな?」
N「俺いつも良い子だけど。」
A「そっか!じゃあご褒美やらなきゃな・・・
今日はとことん可愛がってあげる♡」
N「んふふ・・・期待してる。」
休憩時間が終わるまで、
抱きしめられながらキスをした。
たまに目が合ってクスクスと笑い合う。
ああもう幸せ♡
もっともっといっぱいチューしたいけどさ・・・
時間切れ。