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N「嵐のばーか。全員呪ってやる。」



特に翔潤。
俺を放ってどこいったんだよ！



電話がかかってきた翔くんが大広間を出てから、しばらく潤くんと喋っていたんだけど・・・



なかなか帰ってこない翔くんを心配して、潤くんが様子を見に行ってからかなり経っている。



絶対どっかでイチャついてんだ。
そりゃサプライズ結婚報告を前にテンション上がっちゃってんだろうけど？


俺をひとりぼっちにするなんて許せん。



N「あーあ・・・」



自分にも呪いをかけたい。
また勝手に期待して、勝手に落ち込んでる。


さむいサプライズでも喜んでやらなきゃ、なんてばかじゃねーの。



恥ずかしい奴だよ俺って。



正直かなり不機嫌だけど。
今日は潤くんと翔さんの大事な日だ。


しっかり気持ちを切り替えて、心から祝福したい。



N「大好きな2人だもん。」



ゆっくりと目を閉じると、世界が真っ暗になって・・・
なんだかよけいに寂しくなった。