欲望ベイベー
第20章 結婚式。
どうしよう、涙が止まらない。
愛してるって言われて泣いて、
愛してるって言って泣いて。
これ以上泣いたら目が腫れちゃうよ。
A「にのちゃん・・・可愛い。」
俺の腰に手をまわして、顔中にキスをしている相葉さん。
ヤバイ、本当に幸せすぎて頭が真っ白でふわふわ。
結婚して下さいって、プロポーズされちゃった。
N「まーくん・・・」
A「なぁに?まだ涙止まんないの?」
甘やかしモードの相葉さんが、俺の頭をよしよしと撫でる。
きゅん・・・♡
N「・・・愛してるって言って?」
A「くふふ、愛してるよ。」
N「俺も・・・愛してます。」
A「毎日言っちゃうよ、にのが鬱陶しがっても。」
N「ホント?」
A「言い忘れてたら言ってね。」
N「ばか、言い忘れんなよ!」
クスクスと笑い合って、またキスをする。
このまま、ずっとこうしていたい・・・
N「・・・・・」
あれ、そういえば。
N「ねぇ、相葉さん、」
A「んー?」
キスをしながら、相葉さんが俺の腰を撫でる。
N「結局、今日って何なの?」
潤くんと翔さんの結婚式だったんじゃないの?
てか何でみんないないの?
A「ハッ!!そうだった!!」
N「なに。」
A「今日はにのと俺の結婚式だよ!!」
N「はぁ?!」
その時、後方の扉がバン!と勢い良く開いた。
N「!!」