欲望ベイベー
第24章 欲望ベイベー。
A「好きなだけあげる・・・。」
妖しく微笑む相葉さんの瞳に捕らえられる。
んふふ、本性隠せてないよ・・・
俺をドロドロに甘やかすのは俺を縛り付けるためなんでしょ。
自分の隣以外では、生きていけないようにするため。
分かってるよ?
相葉さんの事ならなんだって。
でも、知らないフリしてあげるの。
まんまと罠にかかってあげる。
俺が振り回しているようで、結局はあなたに逆らえない。
そんな自分を割と気に入ってるから。
A「にの、愛してる・・・」
N「・・・ふふ、俺も、」
愛してるよ・・・
ねぇ相葉さん、
欲深いのは、
どっちなんだろうね・・・?
N「あああっ・・・!!」
A「気持ち良い・・・?」
N「ねぇ・・・っ、」
本当に、俺を一生愛し続けてね?
世界一だよ?
誰にも負けないでね。
負けたら許さない。
最奥を突かれ、快感で今にも飛びそうになりながら相葉さんを想う。
喘ぐ声を抑えられないから、ちゃんと言葉になってるとは思わなかったのに。
覚悟してるよ・・・
行為とは裏腹な甘いキスをくれた相葉さんが、
そう囁いて笑った。
きっと、あなたを求めるこの想いが尽きることは無い。
満足なんてしない。
どこまでも、欲望のままに。