欲望ベイベー
第24章 欲望ベイベー。
ある晴れた日の夕方。
珍しく5人が揃っていた。
N「ねー!もうコッチ運んじゃって良いのー?!」
A「ああ、全部奥の部屋ね!」
N「了解!翔さん、大野さん、さっさと運んじゃって。」
S「お前も手伝えよ!!」
N「え、ムリ。」
O「翔くん行くぞ〜。」
M「カズ、コッチのは?」
N「何入ってんだろ・・・
わー♡懐かしい!!」
M「嵐が結成されてすぐか?」
十代の俺たちがふざけ合ってる写真が束になって入っていた。
若いな・・・
みんな茶髪で、細くてチャラい。笑
N「潤くんかわいー♡」
M「うわ、すっげーガキだな・・・
カズだって可愛いじゃん。」
N「・・・この頃から、惚れてたんだよねぇ。」
M「確かに・・・」
写真を捲っていくと、金髪に近い髪色で、カメラに向かってピースしてる相葉さんと翔さんを発見。
M「この2人が1番チャラかったよな。」
N「そうね、翔さんイケイケだった。」
M「相葉ちゃんもイケイケだっただろ。」
まぁ、そういう潤くんもイケイケだったけどね?
S「うぉいそこの嫁2人!!
サボってんじゃねーぞ!!」
汗だくで段ボールを運びながら、翔さんが叫ぶ。
肩まで捲ったTシャツと、頭に巻いたタオルがやたら似合ってるのがウケるわー。