欲望ベイベー
第4章 甘々エッチ。
A side
N「もう・・・勃っちゃダメだってばぁ♡」
機嫌良さそうに超可愛い笑顔で、俺の頬をツンツンと突つく。
A「ムリだって!
お前わざとやってるだろ!」
N「そんな事ないもん。」
喋り方も声色も仕草も。
何もかも甘えたモードのにのちゃんに、勝つ術なんてない。
それはもう長い付き合いで分かっている。
じゃあ、姫の仰せのままに、だな。
俺だってにのを抱きたくて仕方なかったんだ。
A「今日は朝までエッチしような・・・」
耳元で囁けば、真っ赤になって唇を尖らせる。
N「俺、壊れちゃうよ?」
A「壊さないよ、優しく抱いてやる♡」
N「・・・しょうがないから、抱かせてあげます。」
ぷくっと膨れたまま、ウルウルの瞳が期待に揺れている。
A「くふふ、大好きだよ、にのちゃん♡」
N「ん、俺も・・・」
甘いキスを繰り返しながら、抱っこのまま寝室へ向かう。
キスのせいで視界が悪くて、途中廊下でにのの頭をぶつけてしまった。
痛いよバカ!って怒るにのが可愛くて。
ゴメンねってキスしたら頬を染めるにのが可愛くて。
俺は世界一の幸せ者だって言ったら、またバカって言われて、今度はにのからキスをされた。
くふ、やっぱり俺らは世界一の幸せカップルだよ♡