欲望ベイベー
第7章 50%のキモチ。
潤くんに送ってもらって、帰ってきたガランとした寒い部屋。
寂しいとか思う自分がイヤだ。
2人で居る事に慣れすぎて、離れてるのが寂しいなんて。
子どもじゃないんだから。
N「・・・風呂入ろ。」
独り言を呟いて、浴室へ向かう。
昨日のエッチでまだ腰がダルいし、ちゃんとお湯につかろう。
今日もエッチするんだし・・・
さっと湯槽を洗ってお湯をはる。
今日は何時に帰ってくるかな・・・
N「あ。」
そういえば、結局相葉さんに返信していない。
慌ててスマホを確認すると、何件もメールが届いていた。
N「あちゃー。」
返信が無い事を心配してる。
忙しい仕事の合間に送ってくれてるのに、心配かけさせて悪かったな・・・
N「んふふ♡」
悪かったなと思うのに、頬が緩んでしまう。
だってさ、俺の事想ってくれてるって事じゃん?
やっぱり、浮気なんて心配する必要ないのかも。
ハートいっぱいのゴメンねメールを送信してから、ご機嫌で服を脱いでいく。
朝から色々悩んで、今日はすごく疲れた。
臆病になるなんて俺らしくなかったよな。
温かいお湯につかれば、心も体もほぐれていく。
ちゃぷちゃぷとお湯で遊びながら、相葉さんを想った。
今日はいっぱい愛されたい。
バカな考えなんて吹き飛ぶくらいのむちゃくちゃなエッチで、俺を夢中にさせてほしい。
N「・・・・・」
俺ってば、どれだけ節操がないんだ。
疼く腰がゆるゆると動きだす。
乳首、触りたい・・・
N「あっ・・・!」
既に硬くなった粒を少し引っ掻くだけで、快感が体中に走った。
相葉さん、俺今日も1人でシちゃう。
エッチでごめんね?
クロゼットに隠しているおもちゃ。
早くアレで掻き回したい・・・
ドライでイクには少し時間がかかるから、早くしないと相葉さんが帰ってきてしまう。
バシャッと勢い良く湯槽から出ると、
また髪も乾かさずにバスローブだけ羽織って寝室へ向かった。