欲望ベイベー
第7章 50%のキモチ。
A side
N「あああっ、!!」
A「・・・っ!!」
温かくて、柔らかいにのの中。
最高に気持ち良いのに、俺の小さかった不安は大きくなるばかりだ。
最近、エッチの時に全く解す必要がない。
俺の可愛いエロにのちゃんが1人でシてるから。
でもさ。
良く考えたら、ここまで解れるか?
一気に指3本も入るんだぞ。
以前にのが言っていた。
1人でシても自分の指じゃイイ所に届かないって。
でもさ。
今のお前、指入れただけで感じて・・・
いきなり奥まで突き上げたのに、快感に喘いでさ・・・
抜き差しする度に可愛く鳴く姿は、まるで2回目のエッチの時のように乱れていて。
A「にの、愛してる・・・っ、」
N「あっ、あんっ、俺も・・・
俺も、愛してるっ・・・!!」
激しく突き上げながら、見下ろすにのは可愛くて綺麗で儚げだった。
俺はお前を愛してるんだよ、にの。
お前は俺のものなんだよ。
N「ああんっ、まーくんっ・・・、ああっ!!」
A「にの・・・っ!」
ビクビクと震えて派手にイッたにのに耐えられず、俺もにのの中に吐き出した。
バタッとにのの上に覆いかぶさると、
俺の下で幸せそうに頬を染める可愛い笑顔。
N「まーくん、大好き・・・」
胸に擦り寄る甘えん坊な仕草に、
キュ、と心が締め付けられた。
お前、俺以外の奴にもこんな事してるの?
誰かに抱かせてんのか?
今日、誰と一緒に居たんだ?
N「まーくん?」
A「・・・いや、なんでもない。
好きだよ、にの・・・」
甘いキスをしているのに、
バクバクと鳴る騒がしい心臓が落ち着かない。
もし、本当ににのが俺以外の誰かと・・・
そう考えたら気がおかしくなりそうだった。