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欲望ベイベー

第8章 急下降。




「ニノさんはおっさんじゃないです!」


「可愛いです!」


「抱きしめたいです!」



N「バカかお前らは。」



その時、団体が店に入ってきたのが見えた。
知った顔も数名いて、本当に芸能関係者も多いんだななんて思っていたら・・・



N「っ!!」



相葉さんがいる・・・!!



「あれ?ニノくん、相葉さんじゃないですか?」


「あ!ホントだ!」



手を振ろうとした奴の腕を掴んで、口を塞ぐ。



「に、にのさん、」



真っ赤になってる意味を突っ込みたいが、今はそれどころじゃない。



N「静かにしてろよ。
あっちはあっちで飲むんだろ。
気ぃ遣わせたくないから。」



もっともらしい理由でとりあえず納得させる。
今は相葉さんに会いたくない・・・



チラッと相葉さんに目を向けてみると、少し離れた場所に座っているがココから良く見える。



「相葉さんてかっこいいですよね。
足長ぇ〜!!」



「モデルみたい。」



ふふん、そうだろう。
俺の相葉さんはカッコ良くてスタイルも良くて男らしくて。
最高の恋人なんだぞ。



・・・浮気してるかもしれないけど。



集まりの中には男もいるが、相葉さんの両隣には若手女優が座ってキャッキャしている。
キャバクラかよ!!




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