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欲望ベイベー

第8章 急下降。




N「ちょ、ちょっと待てお前ら!
別に相葉さんと俺は・・・、」



「隠さなくったって良いですって!
俺ら親衛隊なんですから!」



N「んなアヤシイもん結成するなよ!」



「ニノさんの幸せの為に、俺ら頑張ります!
よろしくどうぞっす!!」



最近の若い奴ってのは人の話を聞かねぇ・・・!!



「で、ニノくん。
相葉さんとこに行った方が良いんじゃないですか?」


N「え・・・」


「相葉さんヤキモチ妬いてんでしょ?
誤解といて仲直りしないと!」



ヤキモチ・・・なんかじゃ無い。
今までと様子が違い過ぎるんだ。
俺に愛想尽きはじめてんのかも・・・



N「・・・・・・・・・・。」



「ニノさん?」



ワガママな俺なんかより、可愛い女の子の方が良いんだ相葉さんは。



「え、ちょ、ニノさん!」



また泣き出した俺に焦る周囲。
大先輩だというのに情けないが、止められない。
だって悲しいんだもん!!



N「相葉さん、浮気してるもん・・・」



「ええ?!」



N「俺の事、面倒になっちゃったんだ・・・
甘えてばっかだから・・・
俺、ワガママだし・・・」



「ニ、ニノさん・・・!」


「ヤバイ、可愛い。」


「このままじゃ俺らがマズイぞ。」



N「え?なに?」



「何でもナイですっ!!」


「てか、相葉さんが浮気してるとは思えないです!
少なくとも、ニノさんの事面倒に思ってはいませんよ!」



・・・何でそんな事分かるんだよ。
何も知らないくせに。




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