欲望ベイベー
第9章 不機嫌。
A side
N「さっきのまーくん、すっごい怖かったんだもん・・・」
A「あー・・・」
N「ぜんぜん優しくないし・・・」
A「正直すげぇ怒ってたからな・・・
自分でもビックリするくらい。笑
ゴメンね?そんな怖かった?」
よしよしと頭を撫でて、優しい声であやしてやる。
まだ不安気に俺を見つめるにのはなんだか幼い子どものようだ。
ちょっと、怒り過ぎたな・・・
今日はいっぱい甘やかしてやんないと。
触れるだけのキスを頬や唇にたくさん降らせると、にのがとろんとした甘えた瞳になる。
A「好きだよ、にの。
お前は俺だけの物だから・・・」
N「んふふ・・・♡」
A「にのが他の男とエッチしてるかもって思ったら、気が狂いそうだった。」
N「こんな良い男とエッチしてるのに・・・
他の男なんか興味ないよ。」
A「くふふ、ホント?俺良い男?」
N「最高・・・♡」
俺の膝に跨ってきたにのに、至近距離でジッと見つめられてドキッとした。
N「でも、俺怒られるのキライ・・・
優しくして?
放って行かれたら、次はどっか行っちゃうから。」
ぷぅっと可愛いホッペを膨らませて、
最大限にぶりっこを発揮してきたにのに思わず目眩を覚えた。
可愛過ぎる・・・!!!!!
もう、デレる顔を止められない・・・!!!!!
A「ゴメンねにのちゃん!
もう置いてかないから。絶対連れて帰る!!離さない!!」