欲望ベイベー
第10章 相葉くんの秘密。
端から、セーラー服、ナース、メイド、なんかお姫様みたいなドレス、ミニスカポリス、ミニスカサンタ・・・なにこれ、水着?
N「コスプレ・・・」
女物のワンピースとか普通の服もあるけど、コスプレ衣装が目立つ。
N「このド変態が・・・」
浮気してた上にこんな変態プレイを・・・!!
俺の言葉にビクッとなった相葉さんが半泣きで俺の両肩を掴む。
A「ゴメン!!これは俺が勝手に買っちゃった物だから・・・
強制はしないよ?!
にのが嫌なら無理やり着せたりしないから!!」
N「・・・はぁ?!」
A「怒んないでぇ〜!!
つい魔がさしたというか・・・
にのに似合いそうだなと思ったら手が勝手に購入ボタンを・・・
この右手が悪いの!!」
自分の右手を掴んで、必死な顔をしている情けない顔の変態。
N「これ・・・俺のなの?」
A「俺が着るわけないじゃん!」
N「バカそうじゃなくて。
・・・浮気してる女のじゃないの?」
A「浮気なんかしてないよ!
その辺の女より絶対にのちゃんのが似合うし!」
似合う似合わないの話じゃねーだろ。
N「メールは?」
A「え?」
N「メール、俺に隠れてコソコソやってるじゃん。」
A「・・・気付いてたんだ。」
ガックリした様子でポケットからスマホを取り出した相葉さんは、メール画面を見せてくれた。