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欲望ベイベー

第10章 相葉くんの秘密。




N「・・・新作入荷、フリフリミニスカ不思議の国のアリス・・・
恋人と甘くて不思議な濡れ濡れの夜を・・・
エッチなお茶会、紅茶にはあなたの濃厚ミルクをたっぷりと・・・」



A「読み上げないでぇーーーっ!!」



N「あなたへのオススメ商品。
今だけ特別、手錠&ピストル付きエロエロミニスカポリスにあなたも現行犯逮捕、」



A「もうやめてーーーーっ!!」



ミニスカポリス、これクロゼットにあったやつじゃん。



N「このショップの常連かよ。」



A「・・・次々にオススメ商品の案内が来るから、つい・・・」



N「はぁ・・・」



このメールを俺に隠して一生懸命チェックしてたのか・・・
アホらしい・・・



A「あの・・・ホントにのが嫌なら全部処分するから、」



N「処分?」



A「あ、翔ちゃんにあげようかな。」



それは潤くんがブチ切れる。



N「ねぇ、どれが1番お気に入りなの?」



A「え・・・」



N「どれ?」



A「・・・不思議の国のアリス、かな。
可愛いから。」



N「あれも買ったの?!」



A「えっと・・・これ。」



さっき俺が蹴飛ばしたダンボールを指差す相葉さん。



あれか・・・!!
そういや水色のヒラヒラミニスカートが入ってた。



このコスプレ達にいくら金使ってるんだよこの変態は・・・



A「・・・怒ってる、よね?」



すっかり落ち込んで今にも泣きそうな顔。
さっき俺が本気でビビってた怖い相葉さんと同じ人物とは思えない。



N「別に。呆れてるけど。」



冷たく言うとますます落ち込むあいばか。



A「絶対にのは嫌がるだろうし、
こんなコスプレしてほしいなんてさすがに俺も言えなくて・・・
でも・・・
にのが着たら可愛いだろうなぁって思って・・・
もしかしたら、いつか酔っ払った時に着てくれるかなとか。
でも、酔いが冷めて何でこんなもん持ってんだって言われたらどうしようって・・・
だから、とりあえず隠しとこうかと。
すみません。」



ダラダラふにゃふにゃと言い訳をする。
こんな事で俺は・・・




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