欲望ベイベー
第10章 相葉くんの秘密。
N「ねぇ、俺本気で浮気してるかもって悩んでたんだよ?
家に来てほしくなさそうな態度取られて、泣きそうだったんだから。」
A「・・・ゴメン。
クロゼットはにのも普通に使うから、
来たら絶対バレると思って・・・」
N「こんだけたくさん揃えて隠し通せないでしょ。
てか普通に着てって言えば良いじゃん。」
A「・・・着てくれるの?!」
N「嫌だ。」
A「なんだよ!」
一瞬期待した相葉さんが項垂れる。
バカめ。
ていうかさ。
N「・・・俺たちバカじゃない?」
A「へ?」
だってさぁ・・・
N「お互い、変態だと思われたくなくて秘密を抱えてさ。
そのせいでお互いが浮気を疑ってたんだよ?」
フタを開けてみれば、相手からしたら何でもない事だった。
まぁ、コスプレ衣装は結構衝撃だったけど。
N「ほんとバカみたい。」
A「・・・そうだね。笑」
N「なんか、いっぱい悩んでムダな時間過ごしちゃった。」
コテンと相葉さんに体重をかけて寄り添うと、ふんわり抱きしめられる。
A「ラブラブカップルの俺たちが、浮気するなんてあり得ない事なのにね♡」
くふふ、と笑いながら俺の首筋にキスを落とすと、そのままちゅぱちゅぱと舐められた。
N「ふふっ、擽ったいっ♡」
A「もう我慢できないって。
今すぐにのちゃんを食べたい・・・」