欲望ベイベー
第10章 相葉くんの秘密。
N「盗み撮りなんて趣味悪過ぎだろ・・・」
A「堂々と撮影してるよ?
でもにのちゃんエッチ後は疲れてグッスリじゃん?
だから何しても起きないんだよ。」
N「う、うるさいっ!」
アルバムを投げつけると、慌ててキャッチする相葉さん。
N「もう勝手に撮んないでよ!」
A「・・・・・はい。」
なんだよその間は。
絶対撮る気だろこいつ。
N「コスプレ衣装も、もう買わない事!」
A「それは、約束する。」
もう置いとく場所無いし、とクロゼットを眺めて言う。
てか「それは」ってなんだよ。
やっぱ写真は撮る気じゃねーか。
N「・・・はぁ。何か疲れた。」
写真については、まだまだ文句を言いたいけど・・・
もう面倒くさい。
要は俺を好きって事なんだし。
なんだか後輩と飲んでたのが遥か昔に感じる。
あれから俺の浮気を疑われて、相葉さんの浮気を疑って。
こんな夜中に何やってんだ俺ら。
相葉さんのベッドにドサっと倒れ込むと、すぐに眠ってしまいそうなくらいの疲労感だった。
A「・・・にのちゃん、」
俺のすぐ隣に座った相葉さんがさわさわとお尻を撫でる。
N「・・・・・ぐぅ。」
A「寝たフリしないでよぉ!
仲直りしたんだし、良いじゃん・・・」
お尻を撫でる手がいやらしく動く。
まぁ、俺だってその気はあるけどさ・・・
N「いつ仲直りしたんだよ。」