誰も見ないで
第13章 好きになんて(サイドストーリー2)
男の俺がそこでこんなに感じるなんて
なんか変な気分だ
「結構イイみたいだな?」
相原大和にふとそんなことを言われ、何かと思ったら
「!!」
俺の上に重なるようになっていた相原大和が腰を押し付けてきて、自分の股間に反応があることを悟った
そんな
そこまで……!?
手で隠そうにも相原大和のせいで何も出来ず、俺はただ羞恥心に震えるしかない
「……こっちもシてやるよ」
そう呟いた相原大和が下の方へ下がっていくのを、ぼーっと見ていて反応するのが一瞬遅れたのが運の尽き
「待って……っあ、く……」
一瞬で寛げられたズボンとベルト、そして下着の隙間から固くなったそれを取り出されて扱かれた
女の子にされるよりもずっと手慣れて、感じる部分をわかっている手つきに翻弄される
「はっ……ダラダラ」
「!」
何てこと言うんだ……!!!
先端から溢れる蜜を笑われると、頭にカッと血がのぼる
けど、起き上がって殴ってでも止めようとするときゅ、と強めに握られて何も言えなくなってしまった
「黙って見てろよ。気持ちよくなるだけだから」
「気持ちよくなんか、な、ぁ……ぅ、ん」