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その音１つ１つが全部俺のものだって思ったら愛しさが込み上げてきて


その胸に
心臓に
心に

キスをした


「んっ……」


瑞稀君の小さな声が漏れて、嬉しさのあまり何度もキスを繰り返す

赤く色づいた先端にもキスをして硬くなったそこを舌で舐めると、コリ、とした感触に急激に興奮する


舌にも性感帯があって
それを刺激できるのが瑞稀君の胸のこれだけ

みたいな
なんかそれぐらいスイッチが入ったみたいに興奮する


「ん、ん……ぅ、ん」


俺の髪にする、と差し込まれた細い指が震えているのが、頭を撫でられてるみたいで心地いい

先端の横
白い肌に吸い付くと、赤い跡が残って

それをどんどん増やしていく


お腹も


柔らかいお腹にもキスをしていると


「！」


瑞稀君の穿いているズボンの前が大きくなっていることに気がついた


これも
俺の


興奮しすぎて熱に浮かされてるみたいにぼーっとしながらそこに頬を擦り付けるように顔を寄せる


「み、みなとくん……っ」


ズボンの上から口に含むように大きく開けた口で包み込むと、堪らず瑞稀君が声をあげた

けどもう止まらないし、止まれない