いらっしゃいませ……
第2章 お待たせしました……
「え~」と言いながら僕は壁にかけてある時計を確認する。時刻は19時だ。
「息子さん、高校生? 可愛い~♪」
女の人たちが僕に近寄ってくる。
僕は慌てて一万円札を握って家を出た。
「はあ…勘弁してくれよ」
親父は無類の女好きだ。
街で声をかけては、しょっちゅう女を家に連れてきて宴会をする。
我が家には母親がいない。
死んだとかではなく、二年前に離婚した。
僕は親父に引き取られ、妹は母親に引き取られた。まあよくある話で、離婚の原因は親父の幾度となる浮気だった。
こんな好き勝手やってる親父のおかげで、僕も好き勝手にやってるわけだけど、今日は別の意味で徹夜になるかもしれない。
僕はコンビニに着くと、カゴの中に沢山のお酒とつまみを入れた。
「息子さん、高校生? 可愛い~♪」
女の人たちが僕に近寄ってくる。
僕は慌てて一万円札を握って家を出た。
「はあ…勘弁してくれよ」
親父は無類の女好きだ。
街で声をかけては、しょっちゅう女を家に連れてきて宴会をする。
我が家には母親がいない。
死んだとかではなく、二年前に離婚した。
僕は親父に引き取られ、妹は母親に引き取られた。まあよくある話で、離婚の原因は親父の幾度となる浮気だった。
こんな好き勝手やってる親父のおかげで、僕も好き勝手にやってるわけだけど、今日は別の意味で徹夜になるかもしれない。
僕はコンビニに着くと、カゴの中に沢山のお酒とつまみを入れた。